『中華そば仙台煮干センター』の“ベトコンライス”
『中華そば仙台煮干センター』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/07/07/100050
ベトコンライス
80点
数あるご飯物メニューの1つで、「ベストコンディション」を略した言葉がベトコンである。
丼に150gほどの白米を盛り、その上にチャッチャした背脂を掛け、油そばにも入っている角切り豚バラチャーシューを転がす。
チャーシューはいわゆる煮豚であり、むっちりと締まった肉質から醤油ダレの塩味が溢れ、背脂からは強めの脂味とコクが滲み出し、少々クドさが余韻に漂う。
そこに散らした小葱と長葱、シャキシャキの食感が良い歯応え、さらに青味と香味と辛味がクドさを和らげようとするも、なかなかイーブンに持ち込めない。
脂で味わいがややぼやけるため、卓上の唐辛子や胡椒で味にキレを加えると後味がまとまるかも知れない。
麺物の〆として“追い飯”という食べ方があり、麺物の味が絡んだ具材を少し残しておき、白米を混ぜて頂くのである。
今回は“ベトコンライス”をそのまま混ぜ込み、再仕込醤油だれの濃い塩味に白米もチャーシューもバッチリ合い、特に今回は“台湾まぜそば”に加えたため、韮や肉味噌に絡んでさらに旨味も重なる。
少し豪華な追い飯になるが、白米でも良さそうだ。