ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『中華そば仙台煮干センター』の“台湾まぜそば”

『中華そば仙台煮干センター』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/07/07/100050

 

台湾まぜそば(大盛300g)
熟玉トッピング

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麺 ★★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★★★
他 ★★★★
90点

 

前回は“油そば”だったので、今回はこちらを。


麺は並盛200g、大盛300gが無料で選択出来、“追い飯”とセットになった食券も販売されている(値段は同じ)。

 

丼には麺が隠れるほど所狭しと具材が盛られ、トッピングの熟玉も一緒に添えられている。

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麺は中太平型のメビウスうねり、加水率は僅かに低い頃合いのもちもちプッチン系、啜るとうねりがぷるぷると唇を擦り、噛めば柔らかさとコシの絶妙な弾力が口の中で踊る。


丼の底にはコクのある再仕込醤油ダレが眠り、タレと絡まった麺は醤油の深みあるコクと強い塩味が染み渡り、麺だけでハイクオリティに仕上がっている。


具材は中央天辺に肉味噌、その上に卵黄、周囲には乾燥刻み海苔、薄切り長葱、刻み韮、魚粉そしてトッピングの熟玉。

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肉味噌はコクのある味噌の塩味と辛味、そしてほのかな甘味、さらに豚の旨味と三位一体ならぬ四位一体、麺と絡めてもゴロゴログニグニとした肉厚の弾力が良い。


海苔はそのままではパリパリの硬めだが、茹でられた麺と絡まることで湿気を吸い込んで徐々にふやけ、滑らかな口当たりとふんわりとした噛み応えに生まれ変わり、磯の風味を軽やかに付与してくれる。


葱や韮はシャッキリとした小気味良い歯触りと歯応え、生のためやや強めの青味や香りがパワフルなタレや肉と拮抗するが、終盤はややクドさも感じてしまう。


魚粉は細かく混ぜ込んでしまえば見た目には分からないが、口に含むとふわりと香らせるどこか懐かしい節の風味、味わいに奥行きと深みの立体感を。

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玉子は相変わらずのクオリティ、白身はぷるぷるで黄身はドロリと重厚かつメリハリのある食感、燻したかの様なふくよかで香ばしい風味を伴い、甘味を上回るコクと塩味の濃厚な旨味がどうしてもトッピングさせる。


先述ではあるが、やはり終盤はその味わいにクドさや飽きが来るため、唐辛子や酢などの卓上調味料で味を変えたり、“追いメシ”などで食し方を変えても良いだろう。