『みなもと屋』の“みなもと飯”

『みなもと屋』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2020/11/09/100000

みなもと飯

95点

ごはん物メニューの一つ。

専用丼の中に白米150g程度、その上に“厚切りチャーシュー”をほぐしほぐししたお肉をたっぷりのせ、その上に長葱と小葱をふんわり、そして黒胡椒をパラリとしたごはん物。

お肉は繊維質の弾力を感じながらもふわふわでむちむちの歯応え、そしてじっくり煮込んで染み付いた甘辛い味わいが何とも言えない破壊力で、炭水化物とタッグを組んだら世界を獲れる。

そこに実は隠された背脂が混ぜ込まれ、サラリとした脂味と甘味がお肉のタレと共に白米に染み込み、やや光沢のある茶米も旨味抜群である。

さらに隠したりはニンニクの風味、パンチのある味わいがどこからか醸し出され、食欲を唆ると共にインパクトを与えてくる。

黒胡椒で香ばしさと爽やかさを、葱のシャッキリ感と青味が濃厚な味わいに拮抗する様な力強さを魅せる。

“濃厚煮干つけめん”のつけだれとマリアージュしてみると、魚介の旨味が強すぎてチャーシューの味わいが半減してしまうが、つけだれと米と葱の組み合わせは外れがない。

ごはん物としては最上級に近いクオリティ。