ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『みなもと屋』の“みなもと濃厚煮干つけめん あつもり 大盛”

『みなもと屋』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2020/11/09/100000

 

みなもと濃厚煮干つけめん あつもり 大盛

f:id:gurunaBB:20201110070024j:image

麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★★
玉 ★★★
他 ★★★
85点

 

みなもと屋の看板メニューである煮干し系をつけめんで、そしてチャーシューや味付玉子などのトッピングが盛られた『みなもと』シリーズを注文。


麺の量は並盛(200g)、大盛(300g)、特盛(400g)を同料金でチョイス出来、この日は大盛、また麺も通常はひやもりだが、この日はあつもりにしてつけだれが冷めるのを少しでも防いでみる。

f:id:gurunaBB:20201110070057j:image
麺は中太でやや丸みのある角型ストレートややうねり、加水率はやや低め、芯を残したモチモチプッチンにややガシガシといったパワフルな歯応え。


つけだれはドロドロ系で魚介の風味満載の混濁色、煮干しのえぐみはそこまで感じないが後に残るインパクトはあり、僅かに苦味も感じながら醤油の塩味と濃厚な旨味が溢れる。

f:id:gurunaBB:20201110070144j:image
つけだれには角柱メンマが3切れ、なるとは1切れ、薄く刻んだ小葱と長葱が入り、メンマの分厚いゴリゴリ感と、葱のシャッキリ感と爽やかな風味が良い箸休めとなるが、なるとはルックス要員だろう。


チャーシューは2種類で1切れずつ入り、“みなもとチャーシュー(右)”と呼ばれる低温調理された豚ハムは薄ピンクでむっちり、“元気スパイス”と呼ばれる黒胡椒らの香辛料を塗したソレは肉本来の旨味に香ばしい風味と塩味が付与される。

f:id:gurunaBB:20201110070123j:image
“厚切りチャーシュー(左)”と呼ばれるトロトロに煮込んだソレは甘辛い味わいがじっくり染み込み、何とも言えないコクと塩味と口溶け感に悶絶寸前である。


味付玉子は丸々1個入り、中はトロトロの半熟具合、白身はやや柔らかめでぷるぷると煮込み加減は完璧、味わいは黄身の濃厚なコクが全面に押し出され、塩味はごくごく僅かに感じるほどであり、つけだれに漬けるぐらいで丁度良いのである。

f:id:gurunaBB:20201110070241j:image
本店と比べるとつけだれのパンチや麺との絡まり具合は弱いが、チャーシューの味わいは本店を超える印象もあり、“豚そば”なども試してみたい気持ち。