『菓子舗うつみ』の“ホヤぼーやサブレー”
震災で被害に遭われるも、今尚気仙沼市の田中前、八日町、魚市場前で健在である。
豊富な種類の和菓子や洋菓子に加え、パンやスイーツ、復興にちなんだ商品やご当地キャラクターのメニューも取り揃えている。
ホヤぼーやサブレー
95点
ご当地キャラクターである「ホヤぼーや」を模した商品。
ホヤぼーやが描かれたサブレーとプレーンサブレーが、「ホヤは海のパイナップル」と称されることからパイナップルクリームをサンドしている。
サブレーは厚くしっかり焼かれてサクサクのザクザク、中のクリームはドライパイナップルの果肉も含まれ、グニグニと歯応えをアピールしながら、ザラザラと乾き目の舌触り。
香ばしさやほのかな苦味を携えて、バターのコクと力強い甘さがサブレーから香り、単体でも十分存在感を魅せる。
パイナップルの凝縮された爽やかな風味と程よい甘さ、そして淡いコクとツンと尖った甘味のあるクリームとが官能的な味わいを表す。
気仙沼を代表する銘菓か。