『スカイグリルブッフェ武藏』の“朝食バイキング”

東京都は台東区浅草、『浅草ビューホテル』の26階に位置するブッフェレストラン。

席からは浅草寺やスカイツリーをはじめとした東京の街並みを見下ろす事が出来、素敵な眺望と共に素敵な料理を堪能出来る。

和洋折衷の豊富なメニューを揃え、季節に応じた旬や地域別のフェアやメニューも展開しており、2020年1・2月は「新潟フェア」として新潟県の郷土料理をラインナップしていた。

サラダは生野菜が彩り豊かに並び、ドレッシングは定番のシーザーや胡麻、さらには「新潟フェア」としてビーツ等を用いたサラダも豊富に揃えてある。
また「こだわり朝食」の1つとして新鮮野菜のしゃぶしゃぶも準備されており、青野菜・葉物野菜らの素材の味を楽しむほか、バーニャカウダソース、もろみみそ、トリュフソースなどを付けて堪能出来る。

焼き魚には脂の乗った鯖の文化干しや焼き鮭などが照りながら並び、焼売にグリルされたジューシーな肉料理、本日のパスタや野菜のグリル、焼きたての目玉焼きに新潟フェアでのへぎそばなども並び、調味料も刻みマスタードなど多彩だ。

オムレツは注文を受けてシェフが目の前で作ってくれ、ふわふわと弾力を持ちながら肉厚でどっしり、新潟フェアののっぺ汁やタコのつみれ鍋はほっこりと、卯の花や漬物などのおばんざいは昔ながらの味わい、塩むすびに麦とろごはんは上質な米と素材を使用している雰囲気が口から溢れ、極上の和の食材が所狭しに並んでいる。

スープはクリーミーで風味豊かなかぼちゃのポタージュ、そして肉もゴロッと入った本格濃厚カレーも捨てがたい。
さらにパンは種類豊富、ホテル1階のベーカリー『穂乃華』からも提供され、ふわふわにサクサクといった特徴を前面に押し出しながら、麦やバターの香り、そして素材の旨みを存分に引き出してしっかりとした味付けと食感を重ねている。
ジャムもアップルシナモンや桃など、他ではお目にかかれないものも存在し、グラノーラも5種類ほどあり、好みに応じて存分に。

デザートはマンゴーなどのフレッシュフルーツ、りんごゼリーにヨーグルト、ロールケーキやアップルパイなどの洋菓子は専門店に引けを取らず、わらびもちや抹茶おはぎといった和菓子の質感と雰囲気も上質、さらには麩菓子までも取り揃え、カップアイスまでもある。

飲料もジュースからデトックスウォーターに甘酒、テイクアウト用のコーヒーも完備。

品数の多さ、クオリティ、そしてロケーション、どれを取っても一級品に近い。
この味は全国のビューホテルでも堪能出来るとか出来ないとか…