『らぁめん次元』の“黒醤油ラーメン(煮玉子トッピング)”
『らぁめん次元』の詳細は以下の記事を参照↓
https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/05/17/100045
黒醤油ラーメン(煮玉子トッピング)
麺 ★★★★
ス ★★★★
肉 ★★★★
卵 ★
他 ★★
80点
富山ブラックなるドス黒いスープがウリのラーメン。
下の麺はほとんど見えず、上には具材と紅一点ならぬ白一点の長葱が飾られる。
麺を掬い上げると、麺まで茶褐色風であり、お子様のラーメンと比較すると、おそらくスープが染み込んでしまったのだろうか。
麺は中太丸型のややちぢれ、多加水系で表面ぷるぷる、噛めばモチモチプッチンと非常に食べ応えがあり、スープの味もやはりよく染みている。
スープは焦がし醤油と、香り良く凝縮されたタレを用い、魚介ダシとチャーシューダレでまろやかに味付けしているそうであり、コク深い醤油の味わいと塩気に加え、チャーシューによる脂味が混じり込み、ふくよかな甘味も重なっている。
具材はチャーシューにメンマ、そして小口切り長葱がデフォルトで、トッピングで煮玉子を。
チャーシューは豚ロース肉を丸めて薄くスライスしたものが1枚、スープが染み込んで本来の味はまるで分からないが、柔らかい食感、繊維質の細部にまで味わいを感じる。
煮玉子は丸々1個入り、表面の白身はやはりスープが浸蝕、黄身は完熟で喉に詰まりそうなほどで、味は一般的なゆで卵と大差ない。
割ってスープをさらに染み込ませると良いが、玉子本来の味を堪能したい方はそのまま食べると良い。
メンマは平型4〜5本、柔らかくクニクニとした食感に胡麻油感が爽やか、そして長葱の爽やかな香りが緩衝剤となり、これほどありがたい事もないだろう。
黒胡椒のピリッとした香ばしさが味を締め、スープを最後の一滴まで…とはいかず、やはり味濃さから途中で断念してしまうのである。