ぐるなBB

宮城県在住であるBBの主観が渦巻く日常観察バラエティ

『森永製菓』の“ミスタードーナツ アイスバー”

森永製菓

ミスタードーナツ アイスバー

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90点

 

ミスタードーナツの定番、あのエンゼルクリームをイメージしたというアイスが何とバーアイスとして登場。

 

外側をホワイトチョコレートでコーティング、中はあのクリームをイメージしたアイスがぎっしり詰まっている。

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コーティングは非常に薄く、歯を立てればパッキリと小気味よく割られてザックザク、さらに含まれたクランチのラングドシャやチップがさらにザックザクの歯応えを生み、香ばしさと共にチョコレートの濃厚なコクと甘味が広がる。

 

クリームアイスは溶けやすくむっしりまったり、あのエンゼルクリームを彷彿とさせる様な爽やかで深いコク、そして優しい甘さ、コーティングチョコと合わさって実に食べやすい。

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エンゼルクリームのふわふわ感は微塵もないが、これはこれで良い。

『牛カツ専門店 京都勝牛』の“牛ロースカツ 牛ヒレカツ京玉膳 みぞれポン酢添え”

『牛カツ専門店 京都勝牛』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/10/26/100047

 

牛ロースカツ 牛ヒレカツ京玉膳 みぞれポン酢添え

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100点

 

牛カツをロースとヒレの相盛りで頂く。

 

御膳には麦飯と赤だし、タレとしては京玉、和風カレーつけ汁、山椒塩のデフォルト、そして追加でみぞれポン酢を添えてもらう。

 

カツはロースが11切れと細かく、ヒレが4切れとやや大きめにカットされ、野生じみた赤身肉が覗く。

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衣はやや粗くも薄めで、ザックリとした歯触りから肉の柔らかみに触れ、ロースは弾力もあってしっかりとした噛み応え、ヒレは柔らかくしっとりむっちりとした歯応えから、牛肉の旨味を堪能出来る。

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その堪能具合は御膳や卓上の様々なタレやソースが着飾ってくれる。

 

牛カツソースはいわゆるウスターソース、ツンとした酸味がどこか懐かしく、深い塩味が肉を包み混み、さらにはすりごまが香ばしさや甘味を運んでくれる。

 

だし醤油は昆布の風味をしっかり含んだ甘味の強い純和風、わさびを添えてピリっとした辛味がさらに甘味を引き出していく。

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山椒塩は山椒の芳しい香りと、じんわりと響く塩味が実に爽やか、牛肉本来の旨味を最も蘇らせるかの様だ。

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京玉はゆるめの温泉玉子に甘辛いだしタレを注いでおり、白身はぷるぷるで黄身はとろとろ、マイルドな口当たりでカツを包んでは、コクのある甘辛味と旨味と合わないワケがない。

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和風カレーつけ汁はカレーのスパイシーで尖った風味の中に、カエシ様の和風だしのまろやかな旨味が溶け込んでおり、どちらもカツとベストマッチなのである。

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みぞれポン酢は大根おろしと大葉、小葱にポン酢をかけ、じゅわじゅわとした舌触りから爽やかな辛味と塩味を付与し、重めのカツをサッパリと頂ける。

 

キャベツ用のドレッシングも柑橘系の果汁や風味を吸い込み、力強い酸味を柱とした爽やかな塩味がキャベツを無限に食べ進めてしまう。

 

麦飯は茶碗に100gほど、余ったタレらをぶっこんで一緒に平らげてしまうのも一興、最高のシメメシが出来上がる。

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赤だしの甘味の強い風味も良い箸休めというか口休め、落ち着いた雰囲気を終始作ってくれる。

 

ちなみに麦飯、赤だし、キャベツはおかわりし放題、後悔しないようにしっかり頂こう。

『菜々家』の“宮崎県 きりしま食品直伝 チキン南蛮定食(再)”

『菜々家』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/05/11/100056

 

宮崎県 きりしま食品直伝 チキン南蛮定食

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100点

 

過去に食べた事もあるため、以下の記事も参照↓

『菜々家』の“宮崎県 きりしま食品直伝 チキン南蛮定食” - ぐるなBB (hatenablog.com)


今回はそのタルタルソースがリニューアルしたとの事で再食。

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相変わらず大ぶりな揚げ鶏が横たわり、鶏の下には南蛮ソースが隠れている。

 

定食には定番の大盛りキャベツサラダ、そして前回はすだちであったが、今回はレモンが添えられている。

 

そして肝心のタルタルソースは別容器、半熟玉子が丸々入っており、自分で潰して調整出来る模様。

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揚げ鶏の衣はザクザク、歪な表面に南蛮ソースの鋭い酸味が効いてコクのある甘辛感がじんわり染み込み、もも肉のジューシーさと共に炭水化物が欲しくなる旨味となっている。

 

そこに玉子を荒々しく崩したタルタルソース、ぷりぷりの白身にとろとろの黄身がまったりとしたマヨネーズソースと絡まり、どろんとしたソースはザクジュワチキンも優しくコーティングし、爽やかな塩味と深みのあるコクがさらに鶏肉の旨味を引き立てる。

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自身で調整出来るため、マヨネーズの酸味と玉子のコク、食感のバランスとのベストマッチを探る事も可能であり、さらには南蛮ソースとのバランスもあり、それらが合わさった時は究極のチキン南蛮が待っている事だろう。

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進化をやめない『きりしま食品』、やはり恐るべし。

『BAQET バケット』の“ハンバーグの赤ワインデミソース とろける卵添え”

BAQET バケット』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2020/04/04/100018

 

ハンバーグの赤ワインデミソース とろける卵添え

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95点


17周年目での『創業祭特別メニュー』として過去の人気メニューを豪華にラインナップした限定メニュー。

 

ハンバーグにデミグラスソース、そしてマッシュポテトに温泉卵を添えている。

 

ハンバーグはやや粗挽きながらふんわり、柔らかくも肉肉しい歯応えで非常にボリューミーに感じる。

 

肉自体も様々なスパイスで香り付けられながら旨味も強く、そこに赤ワインをしっかり効かせたデミソースの濃厚かつ芳醇な風味とコクのある塩味や甘味が、またハンバーグとベストマッチなのである。

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そこに温泉卵をかち割ると、どろろんと垂れ込む黄身とわんぱくな卵白、まろやかな口当たりとさらに濃厚なコクを運び、余韻は何とも悪魔的に。

 

マッシュポテトはトロトロでまったりとした舌触り、バジルを散らして爽やかに、芋の風味とクリーミーさを兼ね備えてはデミソースとも合わさっていく。

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デミソースはパンとも相性抜群であるため、またレギュラーメニューに定着して欲しいところ。

『十割そば会 大野田店』の“まぐろたたき丼”

『十割そば会 大野田店』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/04/07/100019


まぐろたたき丼

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90点


蕎麦屋では珍しい海鮮系のご飯もの。

 

丼には白米180gほど、その上にたたいたまぐろを花弁模様に盛り付け、粗めに刻んだ海苔を重ねる。

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まぐろはペースト状でねっとりとし、まぐろの風味と脂の甘味がぶわりと広がり、そこに魚介風味のだし醤油が塩味を付与し、刺激的なわさびの辛味が味わいにコントラストと締まりを加えてくれる。

 

海苔の爽やかな香りとパリッとした歯触りが素敵なアクセント、蕎麦と海鮮物のコンビネーションもアリだ。

『Heart Bread ANTIQUE ハートブレッドアンティーク』の“マカロンのメイプルチョコリング~ホール~”

『Heart Bread ANTIQUE ハートブレッドアンティーク』の詳細は以下の記事を参照↓

https://gurunabb.hatenablog.com/entry/2019/06/25/100023


カロンのメイプルチョコリング~ホール~

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甘味 ★★★★

塩味 ★

酸味 

苦味 ★★

食感 ★★★★★

85点


メイプルデニッシュ生地のチョコリングをホールバージョンで頂く。

 

デニッシュ生地の中にはチョコレートクリームが仕込まれており、その生地をリング型にまとめ、上から粉糖をたっぷりふりかけ、スライスローストアーモンドを散らし、そしてメイプルジャムソースを追い乗せしている。

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生地は表面が粉糖やソースでねっとりとし、生地自体はサックリ、そしてデニッシュ様で層を成す形でエアリーかつもっちりとした重厚な質感、クロワッサンよりも重く、カヌレよりは軽い、そんな弾力を持っている。

 

チョコソースはまったりとし、生地を堪能する中で舌に絡みついては全体に混じり合っていき、メイプルソースのねっとりとした質感も同様にファーストインパクトの後は溶け込んでいく。

 

生地の淡いメイプル風味の純度の高い甘さと香ばしい様なほろ苦さ、そこにメイプルソースの凝縮と甘味がよりパワーアップされた味わいが付与され、さらにはチョコレートの深いコクと濃厚な甘味、そしてメイプルとは異なる落ち着いた苦味とが合わさり、甘味と苦味だけでもカルテットを奏でそうな味わいに。

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そこにスライスアーモンドの香ばしさ、塩味、苦味、そしてパリポリカリコリとした小気味よい食感がプラス、贅沢の極みの様な、背徳感たっぷりの様な食後感に包まれる。

 

コストは高いが、より小さいサイズもあるため、ご褒美や贈答等にご検討

『ローソン』の“おいもさんのもち食感ロール”

おいもさんのもち食感ロール

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甘味  ★★★★★

塩味  ★★

酸味  ★

苦味  ★★

食感  ★★★★★

95点

 

もち食感ロールシリーズから秋の味覚が新登場。


見た目から輝かしい色合い、封を開けると斑模様に金色のロールケーキが現れる。

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生地は名の通りにもちもち食感、ロールケーキの様にふんわりとしながら、ロールケーキよりも重厚で沈み込む弾力、そして歯応え。


生地にはさつまいもの風味と共に甘露煮もごろっと入り、ほっくりとした食感と上質な芋の甘味を感じる。


中には芋クリームとなると金時芋餡が入っており、ぷわぷわのクリームの中に芋餡のまったりねっとりとした質感に触れる。

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生クリームのコクに芋の朗らかな甘味と風味が混じり、芋餡の濃厚で純朴な甘味と旨味が突き抜ける。


芋の旨味に餅を使用しないもち食感、秋にヒットする事間違いなし。